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UFGとMFGは、同じように上昇して、同じように下落すると考える場合、2銘柄聞の上昇率に大きな差が出たときに、上昇率の大きいほうを売り建て、小さいほうを買い建てる。
上昇率が大きく聞いた2003年7月20日の寄値で、「MFG買い、UFD売り」のポジションをそれぞれ250万円の信用枠で組んだとする。
株価9万6500円のMFGをお株買い建て、同3万1000円のUFGを10株売り建てる。
開いていた上昇率が一致するのは9月中旬。
9月10日の寄値で同時に反対売買したとする。
MFGは、00万2000円で売り返済。
UFGは00万3000円で買い戻し。
ペアトレードなどせずに、両銘柄を買い建てていれば、約300万円の儲けとなるが、ペアトレードは、揃って株価が下落したときに真価を発揮する。
UFG買い建てたとする。
10月間の寄値10万1000円でUを265万円分、5株買い建て、寄値目万1000円でMFGを250万円分、8株売り建て、上昇率が接近した10月3日の寄値で2銘柄同時に反対売買をしたとする。
ペアトレード買いUペアトレード売りMFG0月10日〜0日の間、U、MFGともに、株価は低迷する。
ペアトレードを組んだ銘柄が揃って下落しても、売り建てたMFGの下落率が、買い建てたUのそれと同じならヘッジは効くし、上回っていれば、利益が出ることになる。
実際、3月日日の寄値と10月3日の寄値を比較すると、UFGの下落率は3.04%、MFGの下落率は四.61%。
5株を買い建てたUの損失額は訂万円。
8株を売り建てたMFGの利益は必万8000円。
MFG、Uともに、短期間で大きく下落したにもかかわらず、ペアトレードでは、0万8000円〜00万円00万8000円の利益を出せる。
「同セクターの株価連動性の高い2つの銘柄を組み合わせたペアトレードでは、回のトレードで大きく儲かることはありませんが、下落相場でもコンスタントに利益を上げることができています。
ペアトレードに出会ったおかげで、IT投資で天国と地獄を見た後の650万円を元手に、2年目以降の授業料.教材費250万円、生活費540万円(毎月日万円×おか月)は、何とかすることができました」周りの学生が、足を棒にして就職活動している頃、Sさんはパソコンの画面に張り付いて、ペアトレードをやっていた。
サラリーマンの平均年収を稼げるくらいに、トレードテクニックが向上したからだという。
現在の運用資金は3500万円、信用枠1億円で得意のペアトレードを中心にトレードしている。
「トレードで生活していけるのか不安もありますが、将来の安心を買えるまとまった資金ができるまでは、頑張ってみょうかなと思っています」と語るSさんだが、最近トレードの合間を見て、コンビニでアルバイトを始めた。
働くということを見つめ直すためだという。
ペアトレードを導入したことで、安定して利益を上げられるようになったSさんは、現在、輸出株と内需株、国際優良株と仕手株というように、株価の動きが逆相関にあると見られる2つの銘柄のペアトレードにも取り組んでいる。
株価が連動する銘柄で行なうペアトレードとは、リターンも違えばリスクも違うため、シミュレーションを重ねながら、少額の資金枠でトレードを実践している。
「まだ実験段階ですが、信用売り残が高水準となっている主力株を買い建て、信用買い残が高水準で相場が崩れかかっている仕手系材料株を売り建てる、このペアトレードのリターンの大きさに注目しています。
ただし、思惑とは逆の方向に株価が動いたときのリスクが高いため、大きくポジションを取ることはできないのです」実際にSさんがトライしたペアトレードは、2003年9月上旬に、信用買い残を信用売り残が、大きく上回っていたJを買い建て、信用買い残が1000万株超まで膨らみ、株価が中段の保合いから下放れようとしていたSを売り建てるというもの。
信用買い残の膨らんだSと、信用売り残が信用買い残を上回っているJの比較チャートの線が、読みどおり拡大すれば、成功トレードとなり、接近すれば、逆に失敗トレードとなる。
「需給の善し悪しが、株価に大きな影響を及ぼすことを知り、需給関係が悪化している銘柄と、需給関係が野転した銘柄を組み合わせてみたのです。
H関連として人気化したS。
株価は3〜6か月先を織り込んで形成されると言います。
9月に戻り高値を付けたところで、株価がTフィーバーを織り込んだとすると、1000万株まで膨らんだ信用買い残が嫌気され、信用の高値期日を迎える6月4日まで一方的に売られるかもしれないと考えました」Sさんは、「長期上昇トレンド」、「信用取組妙味(0.5倍前後)」、「証券会社の強気(JとSの比較チャートとSさんの戦略)J (4185)買いS(8173)売りのポジションを取るJ売り返済S買い戻しでポジション閉じる読みどおり価格差が広がり400万円の信用枠を使って利益146万円の投資判断」「時価と証券会社の掲げる目標株価との誰離」などから、合成ゴム最大手のJを買い建て、Sを売り建てることにした。
「Jを買い建てるのは、ちょっと不安がありました。
最高益更新、連続増配ながら、株価は高値圏。
調整しておかしくなかったからです」と語るSさん。
Sさんは、9月時日の寄値1885円でJを1千株買い建て、Sを405円で5千株売り建て、Sの株価が終値ベースで200円を割り込んだら、2銘柄同時に反対売買することを決めて、ペアトレードを組んだ。
ペアトレードを組んだ途端、懸念が表面化し、Jは下落する。
150万株を超える信用売り残があり、下値は限定的だった。
すぐに切り返しに転じて、上場来高値を更新する相場となった。
一方、売り建てたSは、信用買い残の整理が遅々として進まないなか、下げ足を速めた。
ペアトレードを組んでから2か月、2003年8月00日、S株は終値ベースで200円を割り込んだ。
Sさんは翌日の寄付きで、売り建てていたSに買い戻しを入れ、買い建てていたJを売り返済して、試験的に組んでみたペアトレードを手仕舞った。
「Sの売りに200万円、Jの買いに200万円、計400万円の信用枠をさいて、ポジションを組んでみたのです。
買い建てたJの利益がお万円、売り建てた上新電機の利益は111万円。
期待していた以上のリターンがありました」と振り返るSさん。
SとJの例は、株価が下落する過程で信用買い残が膨らみ、上値が重たくなっている銘柄を売り建て、常に信用売り残が信用買い残を上回り、踏み上げ相場になっている銘柄を買い建てるという需給に着目したペアトレード。
仕掛けるタイミングが難しく、思惑とは逆に株価が動いた場合、大きなリスクが伴うものの、成功したときのリターンは大きい。
株価が順相関で連動する2つの銘柄を両建てにすれば、リスクを最小限度にして下落局面でも、リスクをヘッジするどころかリターンを追求できる。
株価が逆相関の形で連動する銘柄を両建てにすれば、大きなリスクが伴う反面、リターンもまた大きくなる。
Sさんが行なったペアトレードは、ポジションを組んだ時点で株価の連動性が確認できた組み合わせ。
Sさん自身、ペアトレードをするときは、そのつど、株価の(逆)相関性をしっかり確認して銘柄を選んでいるという。
ペアトレードのノウハウ株価の連動性が高い銘柄で、リスクヘッジを意識したペアトレードを組むことを前提に、ペアトレードのノウハウを簡単に解説しておく。
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